太平楽飾太刀
(たいへいらく かざたち)


太平楽は舞楽の一つで即位の大礼など、めでたい場合に、天下泰平を祝って奏する。
甲冑姿で、抜刀した太刀を持った四人で舞う。
全体的に細身に作られ、刀身には反りがほとんど付かない柄には鮫皮を剥き出しで巻く。
鞘は金梨子地や沃懸地塗りに螺鈿や蒔絵を施し、
各所に金や銅を用いた透し彫りの飾り金具を配し、様々な宝玉を飾る。
飾太刀独特の様式として唐鍔と呼ばれる独特の形状の鍔を用いる、
足金物が山型をしているなどの特徴がある。


特別注文品 仕様

総金具(兜金、唐鍔、山形金物、長金物、石突金物)は花葉模様の真鍮製で金鍍金。鞘には花葉や家紋の蒔絵を施している。 鍔は分銅型の唐鍔で口金物も唐鍔の形状に合わせて逆山形状に誂える。
七つ金の帯取り。 柄は鮫革巻き。

太平楽飾太刀の注文

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